新町出店者インタビュー第二弾!
長らくお待たせいたしました。新たに、実際に新町に出店された方の声の第二弾です。
ご紹介したお店にも、ぜひ遊びに行ってください。古くて新しい「新町」に出会えますよ~。
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第2回は、平成19年9月に、新町4丁目にオープンした
○○○○「Junior(ジュニア)」。ラーメン屋さんだった空き店舗を改装してできたお店は、黒を貴重としたデザイン。外観にもシックな雰囲気が漂います。入り口の傍にはやしの木が。アメリカで修行を積んだというオーナーの意気込みが伝わります。
重厚感のあるドアを開けると、張りのある「いらっしゃいませ」の声が。カウンターの中から愛想のいい笑顔を見せてくれたのは城隼人さん。スキンヘッドがまぶしい24歳の店長さんです。
夜の十一時を過ぎているにもかかわらず、二組のお客様が。「奥の方は今日始めてのお客様で…」と語りながらも城さんの手は片時も休まりません。着々と料理を盛り付けられる合間に、恐縮しながらもインタビューを決行しました。
Q どうしてこの場所に開業したんですか?
A 父が新町で飲食業をしており、小さいときから背中を見ながら手伝いをしていました。その間に譲り受けたスキルを生まれ育った新町で試したいと思っていました。
Q お父様は近くで洋食屋さんをなさっていましたよね。残念ながらここの開店の直前に閉店されてしまいましたが。実際に開店するまで、どれぐらいの期間がかかったんですか?
A 父の店で私も厨房に入っていました。準備は2ヶ月ほどでメニュー構成までやりました。父の店から厨房機器などは譲り受けています。
Q ということは、新店舗ながら、新町の遺伝子を受け継いでいらっしゃるんですね。
ところで、開業するときに苦労したことは、何ですか。
A 資金面にも苦労しましたが、一番の苦労は新町の人たちが受け入れてくれるかというプレッシャーでした。新町にない新しいお店を作りたかったので、その分不安がありました。
Q 二代目、三代目ではありながら、自分の世代に合った新しいことをしていきたいという人は新町にもたくさんいらっしゃると思います。それを実現されたわけですね。
新町に開業されて、いかがですか。
A 最近、人の通りが少なくなったと感じています。若い人が新町に増えてきたせいか、部屋にこもっている人が多くなったのかなぁと思います。そんな人はぜひここに足を運んでください。話し相手をじっくりするのもこの店ならではだと思っています。
Q 開業してよかったと思いますか?
A もちろんです。お客さんに「こんな店、新町になかったよね~。」「街のお店みたい」と言われた時には嬉しかったです。こんなお店を望んでいたお客さんがいたんだなぁと。
Q これからの夢を教えてください。
A 新町が国際化して、世界中の人たちからNewTownと呼ばれるようになることです。住みやすい町、眠らない街、人の笑いがなくならない町になってくれると嬉しいです。
***Shop DATA***
〒860-0004 熊本市新町4丁目2-23(ホンカイ自動車前)
TEL.090-6927-5513
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