「生産者直売所あいあい」さんに聞く!

shinmachi

2008年05月08日 10:43

郊外型大型店舗が増える中、地域に密着したお店が一新校区に
2008年3月10日に新しくOPENしました。
それがこのカラフルな看板が印象的な「生産者直売所あいあい」さんです。


この店のオーナーは建築業から転身されたという
ユニークな経歴を持つ林田達宜さん(33歳)です。
林田さんは宇土市のご出身で地元にも野菜と鮮魚を扱う生産者直売所を出店されています。



Q、なぜこの場所に出店されたのですか
以前から島崎、水前寺、宇土の3ヶ所のお店に野菜を出荷させていただいていて、
島崎での売れ行きが良かったことからこの地区で店を出そうと思ったのがきっかけです。

Q、OPENまでどのくらいの準備期間が必要でしたか
まず、場所を選ぶのに4ヶ月から5ヶ月位かかりました。
場所を決めてからは空き店舗を活用したということもあり
OPENまで1ヶ月かかりませんでした。
この店には鮮魚のコーナーがあるので
水周りの調整に少し時間がかかりましたが
空き店舗は出店者にとって時間や金銭面で
とても効率が良いと思います。


Q、この空き店舗を選んだ決め手は何ですか
インターネットや県のセミナーなどで情報収集をしていましたが、
やはり決め手は自分の足で探したことです。
県の経営者むけのセミナーで講師の先生が
「想いがあればめぐりあう」といわれた言葉が心に残っています。
この店も、この地域で探すと決めてから何度も何度も足を運びました。
そして、自分のイメージにあった空き店舗とめぐりあう事が出来たのです。

Q、近くにスーパーがありますが出店することに躊躇されなかったのですか
そうですね。この店はスーパーとは違うものを目指していますので
同じ土俵ではないですから躊躇はありませんでした。
郊外型の大型店舗が増える中で、近所の人が歩いて買い物に来れるという
地域に根ざしたお店を目指したいと思っています。
店の内装も無機質にならないように、また、生産者直売所ということで
朝採れたものをその日に提供するという鮮度にはこだわりを持っています。
店のレジも姉にお願いしていますし、アットホームな感じでさせていただいています。

Q、最後にこれから出店される方にアドバイスがあればお願いします。
私は、異業種からの転身ということで知識がなかったので大変苦労しました。
情報収集はすればするほど良いと思います。
ですが、何よりも実行してみることが大事だと思います。
「案ずるより、生むが易し」・・かな。
身の丈にあった規模から始めて、少しずつ目標の形にしていくと良いと思います。

クールな外見の林田さんですが、気さくなお人柄で
とても楽しくインタビューさせていただきました。
お店の名前「あいあい」は「人と人が会い、愛されるお店」になるようにと林田さんのお父様が命名されたということです。
林田さんのこれからの目標は、もっと地域の人に愛されるお店にすること。
そして、夢は県外進出です!

***shopDATA***
〒860-0073 熊本市島崎1-9-3
 (TEL・FAX) 096-223-6178

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